研究課題/領域番号 |
15H05080
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 順天堂大学 (2018-2019) 千葉県立保健医療大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
佐藤 まゆみ 順天堂大学, 医療看護学研究科, 教授 (10251191)
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研究分担者 |
高山 京子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (30461172)
大内 美穂子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (30614507)
森本 悦子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (60305670)
片岡 純 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (70259307)
西脇 可織 愛知県立大学, 公私立大学の部局等, 講師 (70757690)
佐藤 禮子 東京通信大学, 人間福祉学部, 教授 (90132240)
阿部 恭子 千葉大学, 看護学研究科, その他 (00400820)
塩原 由美子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (20555297)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | がん看護 / 外来看護 / 主体性 / 外来看護師 / 育成プログラム |
研究成果の概要 |
研究目的は、先行研究において開発した「外来通院がん患者の主体性を活かして行う実践のため外来看護師育成プログラム」の有用性を評価し、施設内での活用可能性が高まるようプログラムの洗練を図ることである。4つのがん診療連携拠点病院でプログラムを試行し、学修者、直接指導者、教育担当看護管理者へのインタビュー調査等を実施した。分析の結果、改善が必要な点はあるものの、このプログラムは、外来通院がん患者の主体性を育み活かす看護実践のための能力を育成する上で有用と考えられた。しかし、施設内で活用されるためには、教育の質は維持しつつ最小の負担で実施できるようにプログラムを簡素化する必要があることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん医療の現場が外来に移行している今日、外来看護師の能力開発は重要な課題であるが、外来がん看護の能力開発に特化した育成プログラムは少ない。開発した「外来通院がん患者の主体性を活かして行う実践のため外来看護師育成プログラム」の有用性が明らかになったことは学術的意義をもつといえる。本プログラムは、“がんを抱えても自分はこのように生活したい”という患者の意思を大切にし、その実現に向けて患者が様々な問題に取り組むことを支援できる外来看護師を育成する。分析の結果、施設内での活用には簡素化が必要であったが、人々の生活や価値観が多様化している中、本プログラムは人々のQOL向上に大きく貢献できるといえる。
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