研究課題/領域番号 |
15H05086
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
江藤 宏美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (10213555)
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研究協力者 |
堀内 成子
西原 京子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 早産児 / 睡眠・覚醒 / 睡眠発達 / 行動分析 / 乳児 / ビデオソムノグラフィ / ディベロップメンタルケア / 乳幼児突然死症候群 / 睡眠 / 未熟児 |
研究成果の概要 |
早産児(NICU/GCU入院中)から生後1年までの乳児の睡眠録画データを収集・分析し、国内外の乳幼児研究者と協働して、睡眠発達の指標を明らかにすることを目的とした。 入院中は、動睡眠(レム睡眠)の減少と静睡眠(ノンレム睡眠)の増加が認められた。睡眠は昼間より夜間の方が多く、自己鎮静能力も獲得していた。退院後のフォローアップでは、睡眠は経時的に発達しており、概日リズムは生後25週で形成されていた。しかし、同じ生後週数の正期産児と比較すると動睡眠の割合が多く、概日リズムの形成は遅れる傾向があることも示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、早産児の生後早期の入院中から1歳までの継続した睡眠覚醒の発達を示した。早産児の1年間のフォローアップという点では、対象数が少数ではあったが貴重であり、学術的意義は大きいと考える。また、ビデオ録画という客観的データを用いて、睡眠発達を示すことができた点では本邦初であり、サーカディアンリズムの形成時期などを分析し、今後のディベロップメンタルケアにつながる視点を得られた点では意義がある。
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