研究課題/領域番号 |
15H05096
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
澤田 いずみ 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (50285011)
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研究分担者 |
池田 望 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (00274944)
竹田 里江 杏林大学, 保健学部, 教授 (10381279)
松山 清治 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (40209664)
鵜飼 渉 札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (40381256)
奥田 かおり 北海道医療大学, 看護福祉学部, 講師 (40632609)
森元 隆文 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (60516730)
塚本 美奈 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (30608500)
佐藤 智美 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (30781398)
大野 真実 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (70635896)
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研究協力者 |
伊藤 恵里子
内田 梓
高村 美香
黒田 美幸
吉野 淳一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 精神科医療機関 / 子育て / リカバリー / 親支援プログラム / トリプルP / 円環モデル / 認知機能 / オキシトシン / ペアレントプログラム / リカバリ― / 当事者活動 / 認知機能トレーニング / 子育て支援モデル / 精神疾患 / 当事者 / 精神障害をもつ親 / ネウボラ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,精神科医療機関を利用する親へ支援プログラムを提供し,支援を受けた親がその体験を医療機関・地域へフィードバックするという円環構造を作ることが,精神疾患をもつ親のリカバリーと支援の充実に貢献しうるかを明らかにすることである.支援プログラムは子育て態度を改善し,フィードバック活動は当事者の他者支援活動の増加と地域支援者の強み志向支援の認識の向上につながり円環構造の有効性が示された.親自身の非擁護的被養育体験や認知機能の特性といった支援ニーズが明らかとなり,継続的に自己を語れる場と作業療法的アプローチの必要性が示された.また支援評価指標としてのオキシトシンの有用性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神科医療機関を利用する親へ支援プログラムを提供し,支援を受けた親がその体験を支援者へフィードバックするという円環構造を作ることが,精神疾患をもつ親のリカバリーと支援の充実に貢献しうるかを明らかにすることを目的とした. 支援プログラムは親の子育て態度を改善し,フィードバック活動は親の他者支援活動の増加と地域支援者の強み志向支援の認識の増加につながることが確認でき、円環式子育て支援モデルという強み志向の支援モデルを創案することができた,また,親の非擁護的養育体験や認知機能の特性などの支援ニーズと支援評価の指標としてオキシトシンの有用性を明らかにでき、今後の支援開発に有益な知見を得ることができた.
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