研究課題/領域番号 |
15H05099
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
大野 かおり 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (20300361)
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研究分担者 |
馬場 美智子 兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 准教授 (40360383)
西上 あゆみ 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (30285324)
造田 亮子 青森中央学院大学, 看護学部, 助手 (20552566)
高橋 芙沙子 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (40780482)
西内 陽子 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (00803743)
黒瀧 安紀子 兵庫県立大学, 地域ケア開発研究所, 講師 (70593630)
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研究協力者 |
小坂 素子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 在宅看護 / 災害看護 / リスク / 3ワーク / 3ワー / 在宅ケア3ワーク / 災害 |
研究成果の概要 |
災害時,在宅ケア分野で予測されるリスクについてWEB調査し78項目のリスク候補を抽出した後,被災地の在宅ケア提供者に対して行ったインタビュー調査により精錬した。それらをフォルトツリー解析しリスクを構成する枠組みを導き出した。「療養者・家族」「コミュニティ」「サービス提供者」の力量が基盤となりフットワーク力として表現された。フットワークを発動させるためには意思決定が必要となり,発動には知識と技術が用いられた。フットワーク力を効果的に活用するためにネットワーク力とチームワーク力が必要であった。3ワークの醸成には平常時からの備えを基盤として,相互の活動を認識し活用しあえる関係性を築く必要があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果は,災害時の在宅生活者・療養者の安全を保障するための方策に活用することができる。また,在宅看護および災害看護,それぞれの領域で活用,応用でき,在宅サービス提供者間の連携・調整・協働の機能向上の基盤になる。特に,可視化しにくいチームワーク,ネットワーク,フットワークを具体的に示してモデルとしたことで,喫緊の課題である「医療と介護の連携 」や「地域包括ケアの推進」に向けた取り組みにつなげることができる。
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