研究課題/領域番号 |
15H05101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大森 純子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50295391)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 地域への愛着 / community attachment / 地域づくり / 参加型プログラム / 健康増進プログラム / コミュニティ・プログラム / コミュニティ・アタッチメント / コミュニティプログラム / メソッド開発 / 健康増進 / メソッド / コミュニティ |
研究成果の概要 |
“地域への愛着”を育む健康増進プログラム(以下P)をA市2地区で実施し、定量・定質的分析を行った。参加者は,B地区は7名,C地区は14名に対し質問紙調査を実施し地域への愛着尺度とQOL(SF-8)を測定した。 愛着尺度の合計得点は92点、SF-8から算出した"健康"の地区毎の平均値の変化を検証した。愛着尺度得点の平均値は、B地区で73.8→78.9、C地区で73.0→73.5、QOL・精神的健康で有意に上昇した。グループ(G)インタビューを1G3-4名計5Gに実施し、参加動機・地域課題が挙げられた。 Pの実践の手引きを愛着メソッド小冊子にまとめ、全国の市町村の健康推進課に配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プログラム汎用性の評価を通じて、プログラムは、参加者の地域活動への参加への意識や意欲につながる可能性が示唆された。メソッド原案に基づき,それぞれの地域の特性や資源を活用したプログラムを作成することにより,“地域への愛着”を高めるのに効果的なプログラム開発が期待できると考える。本研究の最終年度には、プログラムの実践の手引きを愛着メソッド小冊子にまとめ、全国の市町村健康推進課に配布した。今後、より多くの自治体がそれぞれの方法で「地域への愛着メソッド」を参照・活用し、地域への愛着を高め健康増進をはかるための機会を検討することにつながると考えている。
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