研究課題/領域番号 |
15H05128
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
惠多谷 雅弘 東海大学, 情報技術センター, 技術職員 (60398758)
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研究分担者 |
黄 暁芬 東亜大学, 人間科学部, 教授 (20330722)
鶴間 和幸 学習院大学, 文学部, 教授 (50143144)
長谷川 奏 早稲田大学, 総合研究機構, 客員上級研究員(研究院客員教授) (80318831)
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連携研究者 |
村松 弘一
福島 恵
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研究協力者 |
中野 良志
王 睿
段 宇
周 昀
荘 卓燐
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 遺跡探査 / 衛星データ / 衛星 / エジプト / 秦帝国 / 人工衛星 |
研究成果の概要 |
古代エジプト遺跡の調査でその有効性が実証された多衛星データを用いた遺跡探査手法をエジプト以外の地域に新たに応用したところ、古代中国の歴史書『史記』に記述があるもののその所在地が確定していない始皇帝の秦東門遺跡の有望地点の特定や、ベトナム紅河流域の未知遺跡、及びサウジアラビア紅海沿岸の古代港市の可能性のある地点などの発見に至った。これらの遺跡の探査では水辺環境を中心とした遺跡が築かれた当時の古環境を理解することが重要であり、衛星リモートセンシングデータはそのためのツールとして有効と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
古代エジプトの遺跡検出で既に有効性が実証された遺跡探査手法をエジプト以外の地域で実践し、中国、ベトナム、サウジアラビアの各地域の考古学調査で遺跡の有望地点の特定や遺跡発見に成功したことで、同手法の有効性を改めて確認できた。このことで世界各地に存在する未知遺跡の高精度かつ効率的な検出を可能とする科学的根拠にもとづいた遺跡探査手法確立の目処が立った。
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