研究課題/領域番号 |
15H05155
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
呉人 徳司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40302898)
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研究分担者 |
風間 伸次郎 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (50243374)
江畑 冬生 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (80709874)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 北東ユーラシアの諸言語 / 語形成 / 地域類型的研究 / チュクチ語 / モンゴル諸語 / ツングース諸語 / チュルク諸語 / アルタイ諸語 / トルコ語 / ナーナイ語 / サハ語 / トゥバ語 / 北東ユーラシア / 地域類型論研究 / 消滅の危機に瀕した言語 / 言語の多様性 / 北東ユーラシア諸言語 / 形態的手法 / 形態的プロセス / 地域的類似性 / 東部ユグール語 / 複統合性 / 東語郷 / ダグル語 |
研究成果の概要 |
4年間の研究において、メンバーの三人が現地調査を通じて一次データを多く収集し、東北ユーラシア諸言語の語形成に関する類型的比較研究を実施した。そして研究の成果を国内外の学会で発表したほか、『北方言語研究』、"Asian and African Languages and Linguistics", "Linguistic Typology of the North"などの雑誌に多くの論文を投稿し、日本語と英語で刊行することができた。また、言語の基礎資料になり得る民話資料も多く収集し、数冊の本を出版した。この4年間の研究活動は研究だけでなく、先住民言語の記録・保存にも大きく貢献することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ロシアのシベリア地域と中国の北東地域には話者数が少なく、消滅の危機に瀕している言語が数多く存在する。この四年間はメンバーの三人がロシア、中国、モンゴル国へ何度も行き、緻密な現地調査を重ねてきた。そして系統が異なる東ユーラシアの諸言語の語形成に着目し、類型的比較研究を進めてきた。その結果、数多くの研究成果を上げ、言語学研究に貢献することができた。また、民話資料を大量に収集し、数冊の本として出版し、先住民言語文化の記録・保存に貢献するだけでなく、それを世界に向けて発信することができた。
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