研究課題/領域番号 |
15H05159
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
伊香 俊哉 都留文科大学, 文学部, 教授 (80347369)
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研究分担者 |
芝 健介 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 客員教授 (00138140)
永井 均 広島市立大学, 付置研究所, 教授 (40347620)
内海 愛子 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (70203560)
林 博史 関東学院大学, 経済学部, 教授 (80180975)
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研究協力者 |
粟屋 憲太郎
福永 美和子
高取 由紀
戸谷 由麻
小林 元裕
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 歴史学 / 現代史 / 戦犯裁判 / 戦争犯罪 / 戦争責任 / 東京裁判 / ニュルンベルク裁判 / 戦犯 / BC級戦犯裁判 |
研究成果の概要 |
対日対独戦犯裁判の実態分析を深化させるため、計画に沿って、メンバーが内外の公文書館・図書館などにおいて史料調査・収集を実施した。各自がおもに調査した外国は、伊香俊哉:台湾・中国、林博史:アメリカ・イギリス、内海愛子:オーストラリア、永井均:フィリピン・スイス、芝健介:ドイツ・オーストリアである。また内海、永井はそれぞれ関係者の聞き取り調査も実施した。各自が収集した新史料によって、従来の研究以上に対日対独戦犯裁判の実態が明らかにされたが、それらは著書・研究論文や、シンポジウムや本科研メンバーが中心となって実施したワークショップでの報告として発表されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第2次世界大戦後に日本とドイツに対して連合国側が実施した戦犯裁判については、近年戦犯裁判の当事国において研究が進展している。そのような状況の中で、本研究は歴史学的に裁判の実態解明をより深化させることを目的として、内外で史料調査・収集を行うことを第一の課題とした。そして新たに発掘された史料を分析し、その成果を論文・図書・シンポジウム報告といった形で発表することを第二の課題とした。本科研メンバーが内外で新史料を収集し多数の研究成果を発表してきた、これらの研究成果は、戦犯裁判の実態解明を深化させ、新たな戦犯裁判認識を提示したという点で学術的意義と社会的意義をもつものであった。
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