研究課題/領域番号 |
15H05173
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
西川 麦子 甲南大学, 文学部, 教授 (20251910)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 多文化社会 / コミュニティ活動 / メディア戦略 / アクションリサーチ / メディア実践 / コミュニティラジオ / Zine / グローバリゼーション / コミュニティ / 現地調査 / アクティブ・ラーニング / 大学教育 / グローカリゼーション / コミュニティメディア / 草の根の活動 / ZINE / グローカル / 文化人類学 / アクティブラーニング / London Free School |
研究成果の概要 |
多様な人々が集まり移動する多文化社会の“コミュニティ”活動において、住民が作り出すメディアが、どのように人と人、情報と場所を繋いでいるのか。地域に関わるメディアの機能とグローバルな展開の可能性を、次のアプローチを組み合わせたアクションリサーチによって明らかにした。(1)コミュニティ活動とメディア戦略に関する英米国での現地調査、 (2)メディア実践(米国のコミュニティラジオ局の日本語番組制作、自主制作冊子出版)、(3)海外の地域メディアと日本の大学を繋ぐメディアワークを通した多文化教育。本研究の成果は、学術論文、学会発表、ラジオ放送、Website, Zineなど、異なる媒体、方法で公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、以下の3点にまとめられる。(1)現地調査、メディア実践、学校教育という異なるアプローチを有機的に 繋いだアクションリサーチを実施し、その方法論を提示した(学術的意義)。(2)米国のコミュニティラジオ局における日本語番組制作を通して、文化、社会的マイノリティが、地域メディアを利用してグローバルに発信し人と人、情報と場所を繋ぐ可能性を実証的に示した(社会的意義)。(3)日本の大学と海外のラジオ局をオンラインで繋ぎ番組を制作するメディアワークや日本の大学生のZine作品を海外で展示するなど、グローバルな地域連携と多文化教育の可能性を提示した(学術的・社会的意義)。
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