研究課題/領域番号 |
15H05174
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
森 明子 国立民族学博物館, グローバル現象研究部, 教授 (00202359)
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研究分担者 |
天田 城介 中央大学, 文学部, 教授 (70328988)
内藤 直樹 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (70467421)
高橋 絵里香 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (90706912)
岡部 真由美 中京大学, 現代社会学部, 准教授 (40595477)
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連携研究者 |
岩佐 光広 高知大学, 人文社会科学部, 准教授 (20549670)
浜田 明範 関西大学, 社会学部社会学科・社会システムデザイン専攻, 准教授 (30707253)
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研究協力者 |
THELEN Tatjana University of Vienna, Department of Social and Cultural Anthropology, Professor
BUADAENG Kwanchewan Chiang Mai University, Department of Sociology-Anthropology of Faculty of Social Sciences, Lecturer
AULINO Felicity University of Massachusetts Amherst, Department of Anthropology, Assistant Professor
DANELY Jason Oxford Brookes University, Department of Social Sciences, Senior Lecturer
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 文化人類学 / ケア / 家族 / 市民 / 国家 / 市場 / 共生 / 民族誌 / 国際研究交流 / 多国籍 / 国際研究者交流 |
研究成果の概要 |
本研究は、国家的なものがゆらいでいる現代世界において、ケアはいかに実践されているのか解明しようとするものである。そこで着目したのは、第一に、国家の狭間をゆききしている移民・難民のケア編成、第二に、高齢社会・超高齢社会における高齢者ケアの再編成が、いかになされているかということである。ケアが、国家・市場・住民組織・家族などの異なるセクターをひきよせ、交わらせて、社会インフラを支えていることが明らかになった。ケアのこのような実践から、家族と社会の境界面がくりかえし再編成されていることを読み取ることができる。
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