研究課題/領域番号 |
15H05184
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東京経済大学 (2018) 広島大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
原口 恭彦 東京経済大学, 経営学部, 教授 (20343452)
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研究分担者 |
三輪 卓己 京都産業大学, 経営学部, 教授 (10440869)
三崎 秀央 兵庫県立大学, 政策科学研究所, 教授 (30312763)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | タイ / 中国 / アセアン / HRM形成過程 / 経営学 / 従業員行動 / 日系企業 / 海外進出 / 現地適応化 / 人的資源管理 / ASEAN / 海外進出日系企業 / HRMの標準化と現地適応化 / HRMシステム |
研究成果の概要 |
本研究は、日系企業に焦点を当て、企業がグローバル展開する際のHRMがどのように形成・発展し、その影響下にある従業員にいかなる効果を及ぼすのかについて、進出国並びに地域別の共通点と相違点に着目しながら解明することを試みた研究である。本研究は、「HRMの内容及びその形成プロセスについての質的研究」と「HRMと従業員態度・行動の関係についての量的研究」という二つの課題を解明するかたちで進められた。本研究成果は、国内外の学会報告、査読誌、国内外書籍の形で発表された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、異なる環境下におけるHRM多様性の実態とその要因を動態的に把握することが可能となった。そして、HRM形成にいかなる特殊性と一般性が存在しているのかを解明できた。また、進出国毎のHRMが持つ効果を明らかにしたことにより、その影響について国ごとの相違点と同時に共通点が多いことも明らかになった。これらの解明事項から、HRMシステムが形成されるダイナミズムの詳細を明らかにした上で、それが機能するメカニズムを解明することができた。既存研究では、これらについて条件を特定した上で厳密に分析を行った研究は少ないことから、重要な意義があると考えられる。
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