研究課題/領域番号 |
15H05190
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
新原 道信 中央大学, 文学部, 教授 (10228132)
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研究分担者 |
野宮 大志郎 中央大学, 文学部, 教授 (20256085)
天田 城介 中央大学, 文学部, 教授 (70328988)
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研究協力者 |
メルレル アルベルト
ヴァルジウ アンドレア
ラッザリ フランチェスコ
メルッチ アンナ
田渕 六郎
中村 寛
鈴木 鉄忠
阪口 毅
中里 佳苗
大谷 晃
鈴木 将平
友澤 悠季
栗原 美紀
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | イタリア / 社会運動 / 惑星社会 / 移民・難民 / 社会変動 / 仮説生成型 / リフレクシヴ / 潜在的局面 / 未発の状態 / 生存の場 / 境界領域 / 国境地域 / 比較調査 / 未発の社会運動 / リフレクシヴな調査研究 / うごきの比較 / 比較学 |
研究成果の概要 |
本研究は、社会的痛苦の縮減を可能とする“生存の場としての地域社会”の構築をめざし、惑星社会の問題に応答する“未発の社会運動”を把握するための調査を行った。 イタリアと日本における調査の結果、惑星社会の問題に直面する“個々人の内なる社会変動”、すなわち“生存の在り方”をめぐる根本的な「問い」とかかわる運動である場合には、それがきわめて局所的で個人的な現象であったとしても、惑星社会そのものへの重要なインパクトとなり得ることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本調査研究の学術的意義は、局所的で個人的な変動・運動が、惑星規模の社会のうごきにインパクトを与えるメカニズムを把握する理論・方法を錬磨したこと、国家や地域の枠組みから脱領域的・領域横断的でグローバルな協業による「水平的関係性構築」の国際共同研究ネットワークの構築、惑星規模の問題に応答するリフレクシヴな調査研究のネットワークづくりの可能性を提示したことにある。 社会的意義は、複合的な「危機」に直面し、異質性の否定による「壁」の増殖がすすむ現代社会において、《異質な他者が水平的な関係性を構築するかたちでのコミュニティ形成はいかにして可能か》という「問い」に応える可能性を提示したことである。
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