研究課題/領域番号 |
15H05192
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 四国学院大学 |
研究代表者 |
橋本 泰子 (関泰子) 四国学院大学, 社会学部, 教授(移行) (80236075)
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研究分担者 |
高井 康弘 大谷大学, 文学部, 教授 (00216607)
藤井 勝 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (20165343)
森本 一彦 高野山大学, 文学部, 准教授 (20536578)
野津 幸治 天理大学, 国際学部, 教授 (40208369)
首藤 明和 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (60346294)
ポンサピタックサンテ ピヤ 京都産業大学, 現代社会学部, 教授 (60555481)
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研究協力者 |
ウォンブンシン パチャラーワーライ チュラーロンコーン大学, 人口学研究所, 教授
チムマミー モンタカーン チュラーロンコーン大学, 社会調査研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2017年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 東アジア / タイ / ミャンマー / 現代のシンクレティズム / 土着信仰 / 都市の呪術 / 現代日本の神仏習合 / 中国系イスラム教徒 / 都市化 / 精霊/民間信仰 / シンクレティズム / 宗教のポストモダン / 社会学 / 比較文化論 / 地域研究 / 精霊信仰 / スピリチュアリズム / 呪術 / 宗教社会学 / 比較民俗学 / 伝統の変容と持続 / 比較文化 / 伝統の変容と存続 / 民俗学 |
研究成果の概要 |
東アジア諸社会における精霊信仰もしくは宗教的シンクレティズムの存続とその現代的変容に焦点をあて、日本・タイ・ミャンマーの3カ国において、質的調査・量的調査を実施した。その調査研究の結果、以下の3点を問題提起するにいたった。 (1)世界宗教の復興や原理主義の台頭に注目があつまる一方で、「共生の思想」の可能性として東アジアの多神教的土着思想もその役割がある、(2)土着信仰は時代の変化に応じて、実践方法も合理化・複雑化しているが、マスメディアがその普及を促進している面がある、(3)土着信仰の仏教との習合はポスト・モダニズム的に理論化され人々に実践されており、社会的役割や機能を果たしている。
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