研究課題/領域番号 |
15H05198
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
嶺井 明子 筑波大学, 人間系, 教授 (80209840)
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研究分担者 |
岩崎 正吾 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 特任教授 (30203368)
Tastanbekova Kua 筑波大学, 人間系, 助教 (30726021)
澤野 由紀子 聖心女子大学, 文学部, 教授 (40280515)
大谷 実 金沢大学, 学校教育系, 教授 (50241758)
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連携研究者 |
井上 まどか 清泉女子大学, 文学部, 准教授 (70468619)
遠藤 忠 宇都宮共和大学, 都市経済学部, 教授 (10104118)
川野 辺敏 星槎大学, 特任教授 (60382553)
黒木 貴人 広島文化学園大学, 保育学科, 講師 (60736106)
関 啓子 一橋大学, 名誉教授 (20107155)
松永 裕二 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (30128095)
森岡 修一 大妻女子大学, 文学部, 教授 (30103188)
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研究協力者 |
ウメトバエワ カリマン 東京藝術大学, 音楽学楽理科, 専門研究員
カキモフ バザルハン 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科博士前期課程・教育学専攻, 院生
木之下 健一 東京都世田谷区立鳥山中学校, 非常勤講師
白村 直也 岐阜大学, 教育推進・学生支援機構, 助教
ミソチコ グリゴリー モスクワ市立教育大学, 外国語学部, 講師
山下 正美 お茶の水女子大学, グローバルリーダシップ研究所, 特別研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 教育改革 / 教師教育改革 / ロシア / 独立国家共同体 / 新学力観 / 新自由主義 / CIS / 教員養成 / 教員研修 / CIS諸国 |
研究成果の概要 |
本研究は、体制転換した旧ソビエト諸国の教育改革と教員養成・研修との関連について、第1に教育改革の動向を整理した結果、新自由主義の考え方とコンピテンシー型学力観の影響を大きく受けていたこと、第2に教員養成制度の改革は高等教育制度全体が欧州共通高等教育枠組み(ボローニャ・プロセス)への加盟に伴い改革される中で環境整備なされ、従来の目的養成から開放性の教員養成に移行しつつあること、第3に教員研修制度は給与改善と連動され、職能開発に競争原理が導入されつつあることを明らかにした。全体を通じて、権利としての教育思想は後退し、「商品」としての教育という捉え方への傾斜が進んだことが明らかになった。
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