研究課題/領域番号 |
15H05200
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
黄 福涛 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (60335693)
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研究分担者 |
杉本 和弘 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 教授 (30397921)
李 敏 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 講師 (30531925)
LI MING 大阪大学, グローバルイニシアティブセンター, 特任助教(常勤) (50778107)
大膳 司 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (60188464)
米澤 彰純 東北大学, 国際戦略室, 教授 (70251428)
秦 由美子 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (30263031)
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研究協力者 |
渡辺 達雄
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 外国人教員 / 国際化 / 大学教授職 / 国際比較研究 / 比較研究 / 日本の大学 / 採用 / 国際的流動 / 高等教育国際化 |
研究成果の概要 |
主な研究成果は以下の通りです。 まず、アンケート調査や聞き取り調査などを通して、年齢や、性別、学位、職階、専門分野、役割などのうえ、外国人教員は日本人教員と明確に異なることが明らかになった。次に、外国人教員の間で、少なくとも二つのグループに分けることができる。すなわち、中国人教員と韓国人教員からなっているグループ、アメリカ人教員とイギリス人教員から構成されているグループである。これらのグループは人口学的な特徴だけではなく、教員と研究への関心、学術的生産性、期待される役割などについて大いに違っている。いわゆる、日本の大学における外国人教員の多様化が進んでいる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
このプロジェクトの研究成果は、実証的な手法で日本の四年制大学における常勤外国人教員の特性や、学術的生産性、期待される役割、彼らが直面した課題などを明らかにしたことだけではなく、研究対象となる外国人教員が類型化されることにもなった。これらの成果を参考に、今後日本の四年制大学がもっと多くの外国人教員を誘致するかどうか、また誘致するとしたら、どういうタイプの外国人教員を雇用すればよいか、外国人教員、特に若手教員や出身国が異なった外国人教員に対してどういう支援策を講じたらよいかについて、政策的示唆を提示することが可能となる。
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