研究課題/領域番号 |
15H05223
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
渡部 徹 山形大学, 農学部, 教授 (10302192)
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研究分担者 |
本多 了 金沢大学, 環境デザイン学系, 准教授 (40422456)
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連携研究者 |
西山 正晃 山形大学, 農学部, 助教 (10802928)
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研究協力者 |
CHIEMCHAISRI Chart カセサート大学, 工学部, 准教授
CHIEMCHAISRI Wilai カセサート大学, 工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2017年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 薬剤耐性菌 / 下廃水処理 / 東南アジア / 遺伝子解析 / 耐性遺伝子 / 活性汚泥 / 次世代シーケンス解析 / 細菌群集解析 / 下排水処理 / 熱帯アジア / タイ王国 / 次世代シーケンス技術 / 次世代シークエンス / タイ |
研究成果の概要 |
タイ・バンコク市内の下廃水処理場で採取した活性汚泥試料を高濃度の抗菌薬を添加したLB培地で培養し,汚泥中で耐性遺伝子の保持または伝播に関与する細菌を同定した。都市下水処理施設3カ所の汚泥では,アモキシシリン,アンピシリン,シプロフロキサシンを添加して培養すると腸内細菌科の割合が増加し,同科に属する耐性菌の存在が示唆された。病院や大学の排水処理施設で採取した汚泥に関する解析でも,同様の結果が得られた。下廃水処理の各プロセスにおける耐性遺伝子qnrSとsul1 の全活性に対する発現量は,流入水のそれよりも高い傾向が見られたが,各プロセスでの酸素や薬剤等による環境ストレスへの応答とは相関はなかった。
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