研究課題/領域番号 |
15H05227
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉田 英一 名古屋大学, 博物館, 教授 (30324403)
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研究分担者 |
城野 信一 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (20332702)
丸山 一平 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (40363030)
勝田 長貴 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70377985)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 鉄コンクリーション / 元素移動 / 固定 / アナログ / 物質移動 / 応用研究 / pH緩衝作用 / 炭酸塩コンクリーション / 応用地球科学 / Feコンクリーション / 続成過程 |
研究成果の概要 |
アメリカ・ユタ州コロラド高原に分布するジュラ紀ナバホ(Navajo)砂岩層をはじめとする地層中から,酸化鉄(Fe2O3)を主要元素とする数センチ大の球状コンクリーションが確認されている.本研究は、これら岩石中の酸化鉄が,セシウムやウランなどの放射性元素だけでなく,ヒ素や鉛などの重金属を吸着し,長期にわたって固定する働きを有することに着目し,その鉄濃集プロセスおよび元素固定メカニズムを明らかにするために野外調査および関連する室内実験等を行った.その結果、鉄の濃集部分にウランやバナジウムなどの元素の他、多種の微量元素の濃集が確認された。また、一度固定された元素は、移動しにくいことが確認できた。
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