研究課題/領域番号 |
15H05243
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
濱田 穣 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (40172978)
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研究分担者 |
川本 芳 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (00177750)
田中 洋之 京都大学, 霊長類研究所, 助教 (20335243)
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研究協力者 |
若森 参 京都大学, 霊長類研究所, 研究員(非常勤) (40825246)
田中 美希子 京都大学, 霊長類研究所, 事務補佐員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | マカク / 進化地理学 / アジア / ゲノム解析 / ブラマプートラ河 / 系統地理学 / コロブス / 種形成 / 分散 / 地理的隔離 |
研究成果の概要 |
マカクは東(東アジア・東南アジア)から西(インドとその周辺)へ分散・移住したが、Brahmaputra河(BR)がバリヤーである。これを越えるのは、ひとつは祖先集団がBRの流路変更により分断され、BRの西側となった地域の集団が西へ分散した。もうひとつは、ヒマラヤ山脈沿いにBRの支流を渡河して。トクモンキー種群とM. mulattaでは、この両方の過程で、シシオザル種群では流路変更によって分散した。西側の分類群は東側の近縁分類群よりも長い尾をもつが、これは後者で短縮した(M. assamensisの亜種、M. mulattaのグループ)、あるいは前者で伸長した(M. silenus)。
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