研究課題
基盤研究(B)
インドネシアの鉱山跡地を修復するために、森林土壌からエンドファイト菌類(EPF)を分離し、それらの機能を解明した。トラップ培養により33のEPF菌株が単離され、これらはBrassica campestris及びParaserianthes falcatariaの生育を促進し、促進の度合は培地養分濃度の影響を受けた。6種のEPFより、10個以上の新規な化学構造を有する物質を明らかにすることができた。これらの結果はエンドファイト菌類が露天掘り鉱山跡地の修復に利用できることを示した。
エンドファイト菌類を用いることにより露天掘り鉱山跡地に修復することが可能となり、インドネシアの森林破壊、土壌侵食、生物多様性の喪失、土壌や地下水の汚染などの環境問題を解決することができる。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
Symbiosis
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10.1007/s13199-018-0542-7
Fitoterapia
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