研究課題/領域番号 |
15H05258
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
高須 正規 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (00503327)
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研究分担者 |
高島 康弘 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (20333552)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | バングラデシュ在来牛 / 保全生物学 / North Bengal Grey / 飼養状況 / 遺伝的多様性 / 保存ならびに活用 / バングラデシュ / 在来牛 |
研究成果の概要 |
バングラデシュには,Non-descript Deshi, Red Chittagong, Pabna, North Bengal Grey, Mushigonjという在来牛がいる。これら在来牛は,高温多湿なバングラデシュ環境に適応できる貴重な遺伝子資源である。しかし,モノやヒトのグローバリゼーションによって,これら在来牛の数は減少している。 本研究では,バングラデシュ在来牛の保全生物学的特徴を明らかにした。多くの在来牛は,いわゆる乳用種やコブウシとの混血が進んでいたことから,バングラデシュの環境に適応してきた在来牛を,同国の遺伝子資源として保全していく必要があることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,バングラデシュ在来牛の現状が明らかになった。在来家畜などの保全,さらに言えば,生物多様性の保全は,それら生物が生息する現地の理解と活動が重要である。今回,共同研究を進めたことで,地元の大学が主となり,地域固有の遺伝子資源を保存していくこととなった。このため,本件研究は,バングラデシュにとって,同国における生物多様性の保全ならびに遺伝子資源を活用した動物性タンパクの生産性の向上に関する自律的な活動の足掛かりとなった。
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