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タンザニア水稲の水利用効率改善技術と農民間普及アプローチによる技術普及法開発

研究課題

研究課題/領域番号 15H05265
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関山口大学

研究代表者

荒木 英樹  山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (90346578)

研究分担者 桂 圭佑  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20432338)
坂口 敦  山口大学, 大学院創成科学研究科, 助教 (50747558)
関谷 信人  三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (80456590)
研究協力者 大泉 暢明  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
キーワード稲作 / タンザニア / 灌漑稲 / 天水稲 / 水利用効率 / 多収化 / 節水 / アフリカ稲作 / 水稲 / 多収 / アフリカ / 後期重点施肥 / JICA / 作物生産 / イネ / 用水量
研究成果の概要

タンザニア国内の灌漑稲および天水稲において,それらの水利用効率を高めるために収量向上技術および節水技術の効果を検証した.灌漑稲では,肥料水準が低い場合,窒素肥料を多くやればやるほど収量が高くなる傾向があった.同様に,密植の効果も安定して確認できた.節水技術は,田の漏水程度が高い場合に効果が得られなかった.天水稲では,施肥,畦づくり,均平などの作業で効果が得られることが多かったが,これらの効果は栽培地の気象や土壌環境で異なった.調査した灌漑地区では,作付け面積に対して給水量が多く,田で多く漏水していると予想された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

タンザニア国内ではコメの需要が高くなっている一方で,生産量の伸びは小さい.その原因の一つは水稲作にかかる水源が不安定なためである.本研究の成果によって,現地の灌漑稲においては,同じ水使用量でも多収となる条件をつくることで水利用効率を高められるようになった.また,天水稲でも同様に,畦づくりや均平などの作業で田の水分保持力や収量性が改善し,収量増となりやすくなることが実証できた.これらの研究成果は,現地の稲作研修において教官や普及員が使うテキストなどに記載されており,今後広く情報共有できると期待できる.

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] キリマンジャロ農業訓練センター(タンザニア)

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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