研究課題
基盤研究(B)
マラリア流行地では、感染の繰り返しにより感染防御応答と抑制性免疫応答のバランスを獲得し、発症を抑制する免疫を獲得すると考えられるが、防御・免疫抑制間バランスの実態は十分に解明されていない。マラリア高度流行地のケニア・ビタ地区において、T細胞応答に焦点を当て、無症状の学童136名(顕微鏡的に33%に熱帯熱マラリア原虫感染陽性)の免疫応答について調査した。顕微鏡的マラリア陽性と陰性の2群に分けると、陽性者でT細胞応答は低下傾向にあり、個人による質的違いも大きかった。マラリア流行地の無症状児童において、顕微鏡レベルの熱帯熱マラリア原虫感染が宿主免疫系を修飾することが明らかになった。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 7件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 6件、 招待講演 3件) 備考 (1件)
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