研究課題/領域番号 |
15H05281
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
神垣 太郎 東北大学, 医学系研究科, 助教 (80451524)
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研究協力者 |
乙丸 礼乃
岡本 道子
押谷 仁
Chaw Liling
Alexander Burmaa
Oyungerel Darmaa
Nymadawa Pagbajab
Alday Portia
Tan Alvin
Tallo Veronica
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | インフルエンザ / 学童 / 季節性 / ウイルス / 公衆衛生 / 疫学 / RSウイルス / ウィルス / 感染症 / 感染症疫学 |
研究成果の概要 |
アジアの途上国におけるインフルエンザの疾病負荷は先進国と比べて同等であるが、その流行像(特に季節性)は大きく違っている。本研究ではフィリピンとモンゴルという2つの地域におけるインフルエンザの疫学研究を実施した。フィリピンにおいて医療機関への受診行動を踏まえた罹患率の算出を試みて最大3倍まで増加することを明らかにした。またモンゴルではウランバートル郊外区でフィールド調査を行い、インフルエンザによる入院児では呼吸回数や経費的動脈血酸素飽和度よりも頻脈の発生頻度が有意に高いことが明らかとなった。また外来を受診したインフルエンザ罹患児では1-4歳が最も多く、学童での罹患率が低いことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではアジアにおける2つの国におけるフィールド調査によりインフルエンザの疾病負荷と季節席を明らかにしたところに意義があると考えられる。最初に設定した学童での流行動態によってインフルエンザの流行と季節性については明確な関連性を示し得なかった。更なる解析を実施する予定であるが、感染拡大を誘因する別な要因についても検討が必要であると考えられる。
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