研究課題/領域番号 |
15H05349
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 芝浦工業大学 (2018-2019) 国立保健医療科学院 (2015-2017) |
研究代表者 |
市川 学 芝浦工業大学, システム理工学部, 准教授 (60553873)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 医療サービス / シミュレーション / 社会システム / 地理情報分析 / 病院選択 / 社会科学 / シミュレーション工学 / 都市計画 / エージェント / 医療制度 / 患者調査 / 医療需要 / 危機管理 / 災害 / QOL / AED最適配置 / 介護制度 / 生活行動モデル / 社会シミュレーション / 感染症 / エージェントベース / 疫学 / AED / クリニカルパス / 公衆衛生 / 救急搬送 / 介護 / 医療連携 |
研究成果の概要 |
本研究では、少子高齢会が社会問題となり現行の医療サービスの制度見直しが迫られているなかで、シミュレーションモデルが果たせる役割に着目し、医療サービスの制度設計の評価を行うことができるシミュレーションモデルを構築した。医療機関受診シミュレーションモデル構築にあたり、人々の日常の標準生活行動を明らかにすることで、医療サービス利用の起点を作り出すこととした。また、患者の症状を起因とする医療機関の選択モデルの構築により、症例に適応した診療科を開設している最寄りの医療機関を受診する行動が表現され、この行動に基づくシミュレーション結果から、各医療機関の医療供給体制を評価することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
症例に適応した診療科を開設している最寄りの医療機関を受診する行動が表現され、かつこの行動に基づくシミュレーションすることができるモデルにより、各医療機関の受診患者や受診理由を推計することが可能になる。もちろん、妥当性検証のためには、受診に関係する詳細なデータの分析は必要であるが、少子高齢会が社会問題となっている現代において、医療供給体制を数字で可視化する環境を作り上げることで、今後の医療計画・都市計画における参考情報を算出することが可能となった。
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