研究課題/領域番号 |
15H05362
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
平島 雅也 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 主任研究員 (20541949)
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研究協力者 |
近田 彰治
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
23,920千円 (直接経費: 18,400千円、間接経費: 5,520千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
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キーワード | 筋骨格モデル / MRI / 筋 / シミュレーション / ポリゴン / 干渉 / GPU / バイオメカニクス / 人間工学 / モーションキャプチャ / 体表面形状 / ポリゴンモデル / カスタムメイドモデル / ボリューム / デフォーマブル / モーションキャプチャー |
研究成果の概要 |
筋骨格モデルは、運動中の人体にかかる負荷を推定できるため、人間工学的デザインの設計や、リハビリ・スポーツ分野における運動負荷の解析などで広くられている。しかし、解析対象となる個人を忠実に再現した筋骨格モデルは存在せず、個人にあわせたカスタムメイドな設計・診断・治療を行うことができない状況が続いている。本研究では、個人のMRI画像から、筋や骨の形状を抽出するだけでなく、皮膚・脂肪・筋膜などの結合組織までモデル化することによってカスタムメイドな筋骨格モデルを作成する技術を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、医療分野では、遺伝子解析から個人に合わせた治療薬を提供する「テーラーメイド医療」が成果をあげ注目を集めてきているが、運動器障害についてはテーラーメイドな診断・予防を行うための技術やサービスは殆んど整備されていない。その大きな原因として、個人の運動器の特徴を正確に表現できる人体モデルが存在しないことが挙げられる。本研究で開発したカスタムメイド筋骨格モデルを作成する技術は、高齢者の運動器障害だけでなく、こどもや成人のスポーツ障害の早期診断・予防にも適用可能であり、今後、健康・スポーツ分野におけるテーラーメイドサービスの創出に大きく貢献することが期待される。
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