配分額 *注記 |
23,790千円 (直接経費: 18,300千円、間接経費: 5,490千円)
2017年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2016年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2015年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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研究成果の概要 |
骨格筋は肥大・萎縮をする可塑性と共に, 筋線維タイプ(遅筋・速筋)変換能を有し, それらは関連すると考えられるが, 詳細なメカニズムは明らかではない. 本研究では, 全ての筋線維タイプを蛍光蛋白で識別できるマウス筋細胞を用いて, 筋線維タイプ変換を惹き起こす生体内因子・薬剤を網羅的に探索した. その結果, in vivo及びin vitroで遅筋線維, 或は速筋線維を誘導する因子を複数同定した. さらに遅筋化が進行する老齢マウスに対して速筋誘導因子を投与した結果, 筋萎縮の予防・運動機能および筋代謝機能改善を認め, 速筋誘導因子は加齢性筋萎縮を予防・改善効果がある可能性が示唆された.
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