研究課題/領域番号 |
15H05394
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
木村 めぐみ 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 特任講師 (50711579)
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研究協力者 |
延岡 健太郎 大阪大学, 経済学研究科経営学系, 専攻教授
外木 暁幸 東洋大学, 経済学部国際経済学科, 准教授
三成 寿作 京都大学, iPS細胞研究所, 特定准教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | イノベーション / 情報 / 知識 / 創造性 / クリエイティブ産業 / デジタル / デザイン / パブリックエンゲージメント / ビジネス / コミュニケーション / 学際研究 / アート / イメージ / 言語 / 文化政策 / 科学技術政策 / 二つの文化 |
研究成果の概要 |
本研究では、英国クリエイティブ産業とその政策に関する観察、哲学、歴史、メディア&カルチュラルスタディーズを踏まえた、歴史的・理論的・実践的研究を行なった。本研究の成果は、次の4つの内容に分類できる。第一に『創造的な英国』構想・戦略の研究・教育、政策、企業活動へのインパクト、第二に物理的(静的・動的)な議論からデジタル(創造的)な議論への転回についての歴史研究、第三にイノベーションをめぐる経済的・技術的な議論と、哲学的・文化的な視点の統合による理論構築、第四にイノベーションを促進する質的研究方法の開発と実践、応用である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、社会科学に指摘され続けてきた、時空間とその性質を排除した観察や分析の問題に取り組み、その解決に向けた研究を実施した。この古い知識理論や近代科学特有の問題は、知識の組織化による権力構造の強化による、イノベーションの精神的な阻害要因として位置づけられ、その議論は、20世紀を通じて哲学や歴史学などで進められてきたが、未だ解決されているとは言えない。しかし、国際競争の高度化により、新しい経済主体として、研究者や芸術家、技術者など知識と情報を技術転換し、経済効果を創出する人材の育成が急務となっており、本研究では、組織や国家が創造的な場所として機能するために必要な戦略や政策について検討した。
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