研究課題/領域番号 |
15H05428
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
高橋 和 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20512809)
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研究協力者 |
野田 進 京都大学, 工学研究科, 教授 (10208358)
金光 義彦 京都大学, 化学研究所, 教授 (30185954)
浅野 卓 京都大学, 工学研究科, 准教授 (30332729)
岡野 誠 産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (10443178)
井原 章之 京都大学, 化学研究所, 助教 (10619860)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
24,570千円 (直接経費: 18,900千円、間接経費: 5,670千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2015年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
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キーワード | シリコンラマンレーザー / フォトニック結晶 / 高Q値ナノ共振器 / 誘導ラマン散乱 / 微細加工 / 顕微分光 / ナノ共振器 / ラマンレーザ / 微小共振器 / シリコンラマンレーザ / 応用光学・量子光工学 / デバイス設計・製造プロセス / 光源技術 |
研究成果の概要 |
半世紀の間、シリコンを用いたレーザ光源開発は、夢の科学技術と言われてきた。本課題では,2013年に研究代表者らが開発した高Q値フォトニック結晶ナノ共振器を用いた超低閾値・超小型シリコンラマンレーザの発振メカニズムを研究した。精緻な顕微分光技術を用いて、共振波長の時間シフトがレーザ性能に大きな影響を与えることを突き止めた。さらに、新たな分光法を開発して、その利得スペクトル測定に成功した。卓越した微細加工技術も利用して、動作波長依存性、温度依存性,結晶方位依存性を調べ、その発振特性を包括的に明らかにした。それらの知見をもとに構造改良をおこなったところ、従来以上の作製歩留まり、出力増大が得られた。
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