研究課題/領域番号 |
15H05466
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小坂 優 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (90746398)
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研究協力者 |
謝 尚平 カリフォルニア大学サンディエゴ校, スクリプス海洋研究所, 教授
渡部 雅浩 東京大学, 大気海洋研究所, 教授
今田 由紀子 気象庁, 気象研究所, 主任研究官
DESER Clara 米国立大気研究センター, 上級研究員
JOHNSON Nathaniel C. 米国地球流体力学研究所, 研究員
楊 韻 北京師範大学, 研究員
SILER Nicholas カリフォルニア大学サンディエゴ校, スクリプス海洋研究所, 研究員
WANG Chuan-Yang 中国海洋大学, 大学院生
ZHANG Yu 中国海洋大学, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2017年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2016年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2015年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 地球温暖化の停滞 / 熱帯大気海洋結合変動 / 気候内部変動 / 遠隔影響 / 全球平均気温 / 地球温暖化の加減速 / 気候変動 / 地球温暖化 / ハイエイタス / 熱帯太平洋十年規模変動 / エルニーニョ・南方振動 |
研究成果の概要 |
19世紀末以降,全球平均地表面温度は顕著な年々~十年規模変動を伴って階段状に上昇してきた.気候モデル中で熱帯太平洋域の海面水温変動を観測履歴に一致させる「ペースメーカー実験」や他の様々な数値実験により,全球平均気温上昇の十年規模加速・減速の要因分析と付随する地域気候変動やエネルギー収支変動の解析を行った.熱帯太平洋に内在する大気海洋結合変動は地球表面温暖化の加減速のタイミングを決める役割を果たしてきたことを示すとともに,その全球エネルギー収支との関係や,遠隔地域に影響するメカニズムを提示した.また北半球陸域の極端高温・低温頻度に対しては,他の変動現象も重要な寄与を持つことも明らかにした.
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