研究課題
若手研究(A)
本研究課題では、環状金属錯体を用いたボトムアップ合成により生成する金属錯体ナノチューブを基盤としたチューブの開口径/電子状態の制御や、ゲスト導入/ドープ量の制御による伝導性のコントロールを中心に機能性材料の開発と物性発現を目指した。その結果、種々の環状白金錯体を原料とする、0.2~1.5 nmの5種類の開口径を持つ計16種類の多様な金属錯体ナノチューブの合成に成功した。特に、開口径が1 nm程のナノチューブにおいてはチューブ内部の疎水性空間に特異な水分子クラスターの形成が確認され、クラスター間の水素結合ネットワークを介した超プロトン伝導性を見出すことに成功した。
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すべて 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 3件、 査読あり 20件、 謝辞記載あり 7件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (29件) (うち国際学会 7件、 招待講演 7件) 備考 (1件)
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