研究課題
若手研究(A)
本研究では、pKaが変化するナノゲルの生成原理を解明し、大きなpKa変化を示すナノゲルを設計・合成・単離する方法を探求する事を目的とした。さらにプロトンポンプの様に高効率のエネルギー変換機能を有し、安価で安定な超機能材料を実現することを目指した。平成27年は、大きなpKa変化を生じるナノゲルの生成メカニズムを解明した。平成28年は、疎水性のtertbutylacrylamideや架橋剤の導入により、pKaを変化させられることがわかった。平成29年は、ナノゲルのpKa変化を利用した温度差電池の開発行い適切な酸化還元種を添加することで300mV近い電位差を生成可能であることが明らかとなった。
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