研究課題
若手研究(A)
ガリウム蒸気を触媒として用いた絶縁基板上へのグラフェン合成手法を開発した。グラフェンの初期成長過程の観察から、グラフェン成長の初期に結晶核が発生し、結晶核が成長し核同士がつながっていく様子が観察できた。また、高分解能透過型電子顕微鏡による原子レベル構造解析により、結晶ドメインサイズは50~200 nm程度であり、ドメイン内は結晶欠陥の無いグラフェンであることが分かった。開発したグラフェン合成手法を用いて、グラフェンを上部電極としたグラフェン/酸化膜/半導体積層構造の平面型電子放出素子を試作し特性評価を実施した。従来素子と比較して電子放出効率が100倍以上向上することを明らかにした。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (32件) (うち国際学会 7件、 招待講演 5件) 産業財産権 (3件)
Journal of Vacuum Science & Technology B, Nanotechnology and Microelectronics: Materials, Processing, Measurement, and Phenomena
巻: 36 号: 2
10.1116/1.5006866
120007133905
Technical digest 30th International Vacuum Nanoelectronics Conference
巻: - ページ: 114-115
10.1109/ivnc.2017.8051568
巻: - ページ: 122-123
10.1109/ivnc.2017.8051572
信学技報
巻: 117 ページ: 1-4
巻: 117 ページ: 47-50
巻: 117 ページ: 39-42
電子情報通信学会技術研究報告
巻: 166 ページ: 37-40
Technical digest 29th International Vacuum Nanoelectronics Conference
巻: - ページ: 61-62
10.1109/ivnc.2016.7551466
Appl. Phys. Lett.
巻: 106 号: 8 ページ: 093112-093112
10.1063/1.4942885