研究課題
若手研究(A)
イネの生育過程を通して窒素とリンの栄養状態をモニタリングするため、指標となる遺伝子群を抽出し発現プロファイリングを行った。その結果、田植え後30日目頃に窒素とリンの栄養状態が同調して変化すること、リン酸吸収係数の高い土壌種の水田では分げつ形成期にイネがリンの要求反応を起こしていること、栄養状態の変動に品種間差が見られることなどを明らかにした。さらに、その栄養状態が変化する時期に表現型が現れる突然変異体の解析を通して、様々な代謝系や転写制御がその変化に関わっている可能性を示した。
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