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ダイナミックなヒストン複合体形成による植物転写制御メカニズムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 15H05640
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用分子細胞生物学
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

藤原 すみれ  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (50532131)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
24,310千円 (直接経費: 18,700千円、間接経費: 5,610千円)
2017年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2016年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2015年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
キーワード転写制御 / 遺伝子発現 / 植物 / シロイヌナズナ / 転写因子 / 遺伝子発現制御 / ヒストン / 転写抑制 / 発現制御 / 転写抑制因子 / クロマチン
研究成果の概要

移動の自由を持たない植物は、絶妙かつダイナミックに各種遺伝子の発現を制御することで、日々の激しい環境変動に適応しながら生きている。転写因子はそのような発現の制御(転写制御)を行うタンパク質である。未だに多くの部分が未解明である転写因子による遺伝子発現制御機構の解明は、基礎研究の進展や有用植物の開発に大きく貢献すると期待される。本研究では、植物特有の転写抑制因子の働きの制御に主に着目して解析を行い、関連する複数のタンパク質によるダイナミックな制御機構を見出した。当初想定していた機構に加え、既知の知見から想定されるものとは異なる機構も転写抑制に関与することを見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

遺伝子の発現制御機構は、植物の発生や成長、環境応答などすべての生命現象の制御に関わるものであり、植物を理解するための基礎研究から有用植物の開発などの応用研究まで広く関わるものである。一方で不明な点も非常に多く残されており、そのことが個々の生命現象の理解や有用植物の開発の律速ともなっている。本研究の成果は、そのような遺伝子発現制御機構についてこれまでにない新たな知見を提供するものであり、今後の各種の研究や技術開発、育種などの進展に広く貢献すると期待される。

報告書

(4件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 植物の転写制御機構に関わる新規因子の探索と解析2017

    • 著者名/発表者名
      藤原 すみれ、中井 勇介、坂本 真吾、野村 有子、中神弘史、高木 優
    • 学会等名
      第58回日本植物生理学会年会
    • 発表場所
      鹿児島大学(鹿児島県鹿児島市)
    • 年月日
      2017-03-18
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] 植物の転写制御機構に関わる新規因子の探索と解析2017

    • 著者名/発表者名
      藤原すみれ、中井勇介、坂本真吾、野村有子、中神弘史、高木優
    • 学会等名
      第35回日本植物細胞分子生物学会(さいたま)大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2025-01-30  

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