研究課題
若手研究(A)
リソソーム蓄積病の病態解明を行った。細胞内コレステロールの蓄積とリソソーム膜の脆弱性の関連、リソソーム膜の損傷をオートファジーで認識するリソファジーの分子機構の研究を行い、ユビキチンリガーゼの候補分子を同定した。オートファジーに関連する分子EPG5(Vici症候群の原因遺伝子)の作用点を明らかにし、報告した。エンドソームやオートファゴソームがリソソームと融合する時に働く分子であるVPS33Aの変異による新しいリソソーム蓄積病様疾患(Mucopolysaccharidosis Plus Syndrome, OMIM #617303)をエクソーム解析で同定し、その病態の一端を解明した。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)
Human Molecular Genetics
巻: 26 ページ: 173-183
10.1093/hmg/ddw377