研究課題/領域番号 |
15H05683
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
任 書晃 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80644905)
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研究協力者 |
日比野 浩 新潟大学, 医学部 分子生理学, 教授
崔 森悦 新潟大学, 工学部 電気電子工学科, 助教
Lecture Tobias Reichenbach インペリアルカレッジ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
24,050千円 (直接経費: 18,500千円、間接経費: 5,550千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
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キーワード | ナノ微小振動 / 蝸牛 / 感覚上皮帯 / 内耳 / ナノ振動計測 / 進行波 / トモグラフィ / 有毛細胞 / 基底板振動 / OCT |
研究成果の概要 |
新規断層イメージング装置を用いて、生きたモルモットの感覚上皮帯の微小振動の計測を達成した。さらに本研究では、新たに派生したレーザー振動計を用いて、「振動中心のナノスケールのずれ」を計測することにも世界で初めて成功した。このレーザー振動計による実験結果を元に、上皮帯振動が有毛細胞の機能に依存すると仮定し、感覚上皮帯振動の数理モデルを構築した。加えて、その仮定が正しいことを、生動物を用いた薬物投与実験によって確認した。これらの成果は、感覚上皮帯が持 つ新たな振動機構を初めて実証したのみならず、その機構には有毛細胞機能が密接に関わっていることを世界で初めて見出したものである。
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