研究課題
若手研究(A)
本研究では、院内の臨床データベースや診断群分類データ(Diagnosis Procedure Combination, DPC)やモニター機器内のデータをExcelのマクロを用いて、データベースに取り込む方法を開発した。また、院内に存在するDPCデータを、対象症例のみのデータに絞り込み、個人情報に繋がる可能性があるデータを解析可能で特定不可能なデータに変換した上で、削除および匿名化し、研究者が直ぐに解析作業に入れる形式(1症例1行のExcel形式)に変更することが出来るフリーソフトアプリケーション(DPC抽出ハッシュアプリ)を開発した。
本件成果であるソフトウェアは、フリーソフトとして、公開している。これを使用することで、簡単にかつ安全にDPCデータに加えて、病院前情報や検査結果情報等を統合したデータを連結できれば、世界にも類をみない、「重症救急疾患big data」のデータベースの構築が可能となる。これらのデータを多施設に渡って収集・解析し、結果を医療現場に有機的に還元することで、最終的には重症救急疾患患者の予後の改善に結びつくことが期待出来る。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 5件、 招待講演 7件)
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