研究課題/領域番号 |
15H05710
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 京都大学 (2016-2019) 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 (2015) |
研究代表者 |
神谷 之康 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50418513)
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研究分担者 |
塚本 光昭 株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 脳情報通信総合研究所, 研究技術員 (00514481)
吉川 左紀子 京都大学, こころの未来研究センター, 特定教授 (40158407)
西本 伸志 国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター脳情報通信融合研究室, 主任研究員 (00713455)
柳澤 琢史 大阪大学, 高等共創研究院, 教授 (90533802)
三島 和夫 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 精神生理研究部, 部長 (40239223)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
199,810千円 (直接経費: 153,700千円、間接経費: 46,110千円)
2019年度: 37,180千円 (直接経費: 28,600千円、間接経費: 8,580千円)
2018年度: 38,480千円 (直接経費: 29,600千円、間接経費: 8,880千円)
2017年度: 39,260千円 (直接経費: 30,200千円、間接経費: 9,060千円)
2016年度: 42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円)
2015年度: 42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)
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キーワード | 視覚 / 心的イメージ / 睡眠 / 夢 / 脳イメージング / 機械学習 / 層ニューラルネットワーク / 深層ニューラルネットワーク / 認知科学 / ブレイン・デコーディング / ブレイン-マシン・インターフェース / fMRI / ブレイン-マシン・インターフェース / イメージ |
研究成果の概要 |
イメージはわれわれの心の状態を構成するもっとも重要な要素の一つである。本課題では、脳情報デコーディングを活用して知覚、想起、および、夢に共通する神経情報処理とその相違を明らかにすることを目標とした。イメージの種類による脳情報表現の類似性・相違を、画像特徴の階層性と脳部位の両面から解析する方法を確立し、世界で初めて想起イメージを脳から画像として可視化することに成功するなど、分野を超えたインパクトをもたらす成果が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の心理学や認知神経科学では、心的イメージは間接的な行動指標によって計測され、具体的なイメージ内容を解析することは困難であった。本課題の成果により、主観的イメージを具現化し、内容や特徴のレベルの詳細な解析が可能となった。これにより、主観的意識研究の新たな方法論が確立した。また、解読した心的イメージを用いた情報通信やブレイン―マシン・インターフェースの開発、精神疾患患者の心理状態の診断、新たな芸術表現の創出等に寄与することが期待される。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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