研究課題/領域番号 |
15H05753
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
鈴木 俊法 京都大学, 理学研究科, 教授 (10192618)
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研究分担者 |
足立 俊輔 京都大学, 理学研究科, 准教授 (90431874)
山本 遥一 京都大学, 理学研究科, 助教 (70837319)
堀尾 琢哉 京都大学, 理学研究科, 助教 (40443022)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
190,450千円 (直接経費: 146,500千円、間接経費: 43,950千円)
2019年度: 23,270千円 (直接経費: 17,900千円、間接経費: 5,370千円)
2018年度: 22,880千円 (直接経費: 17,600千円、間接経費: 5,280千円)
2017年度: 24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)
2016年度: 29,250千円 (直接経費: 22,500千円、間接経費: 6,750千円)
2015年度: 90,610千円 (直接経費: 69,700千円、間接経費: 20,910千円)
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キーワード | 超高速分光 / 光電子分光 / 水溶液 / 溶媒和電子 / 極端紫外 / フェムト秒 / 溶液化学 / 極端紫外光 / 高次高調波発生 / 光化学 / 放射線化学 / 真空紫外光 / 溶液 / 科学 / 化学 |
研究成果の概要 |
純液体や溶液内部に起こる高速な電子過程や非断熱化学反応を、液面から放出される光電子の運動エネルギー分布の変化を通じてリアルタイムに追跡する方法論を確立した。極端紫外光を用いることで非弾性散乱の影響を抑制し、溶媒和電子の励起状態から基底状態への内部転換、基底状態の電子束縛エネルギー、溶媒和時間をリアルタイムに追跡し、さらに気液界面近傍の有機分子やイオンの光化学反応の研究を開拓した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
化学反応に関与する電子運動を観測する超高速光電子分光は、過去に溶液化学の研究には用いられていなかった。本研究では、放射光施設でなければ得られなかった極端紫外光をテーブルトップレーザーで発生し、液体ジェットに照射することで、溶液反応を光励起直後の状態から生成物まで完全に観測することを可能にした。溶液化学・生命科学・界面化学・環境化学などの研究に大きな発展をもたらす新規方法論を確立した。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A+: 当初目標を超える研究の進捗があり、期待以上の成果が見込まれる
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