研究課題/領域番号 |
15H05754
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 栄一 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任教授 (00134809)
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研究分担者 |
野入 英世 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (00301820)
原野 幸治 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任准教授 (70451515)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
164,580千円 (直接経費: 126,600千円、間接経費: 37,980千円)
2019年度: 37,050千円 (直接経費: 28,500千円、間接経費: 8,550千円)
2018年度: 37,050千円 (直接経費: 28,500千円、間接経費: 8,550千円)
2017年度: 28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)
2016年度: 34,710千円 (直接経費: 26,700千円、間接経費: 8,010千円)
2015年度: 27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
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キーワード | π電子系 / フラーレン / 分子ワイヤ / 有機レーザー / 非晶質粒子 / 合成化学 / 物理有機化学 / 自己組織化 / π共益分子 / π共役分子 / 芳香族化合物 |
研究成果の概要 |
光電子物性や生物活性発現に関わる有機小分子の設計・合成とそのクラスター集積体の階層的次元制御を行い機能の発現を目指した。その結果、鉄触媒を用いたCH活性化による芳香族化合物の新規合成法、新規両親媒性フラーレン分子による界面制御、平面性π共役分子の集合や相互作用を活かした分子ワイヤ、有機固体レーザー、siRNAの臓器選択的な輸送など、有機エレクトロニクス、フォトニクス、医学研究の発展に資する新物質とその集合体を作り出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、分子設計と合成というゼロ次元の有機化学を基盤に、液相、固相、中間相での単一または複数種類の分子や粒子の3次元制御により、物性・デバイス機能、生物活性の分野に展開した。フラーレン、ポルフィリン、架橋共役系などの活性炭素クラスター化合物群を用いて、化学、医学、電子電気工学、顕微鏡科学にわたる広い境界領域分野を包含する研究を遂行する中で、日本および世界の未来を担う研究者、教育者を育成できた。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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