研究課題/領域番号 |
15H05758
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
渡邉 正義 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (60158657)
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研究分担者 |
獨古 薫 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (70438117)
吉田 亮 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80256495)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
201,890千円 (直接経費: 155,300千円、間接経費: 46,590千円)
2019年度: 21,840千円 (直接経費: 16,800千円、間接経費: 5,040千円)
2018年度: 21,450千円 (直接経費: 16,500千円、間接経費: 4,950千円)
2017年度: 21,710千円 (直接経費: 16,700千円、間接経費: 5,010千円)
2016年度: 74,100千円 (直接経費: 57,000千円、間接経費: 17,100千円)
2015年度: 62,790千円 (直接経費: 48,300千円、間接経費: 14,490千円)
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キーワード | イオン液体 / ゲル / ソフトマテリアル / 自律性 / 自己集合 / ブロック共重合体 / ソフトアクチュエータ / 自己修復材料 / 炭酸ガス分離膜 / コロイド / 溶媒和 / 自己組織化 |
研究成果の概要 |
高分子ゲル・コロイドなどのソフトマテリアルは、その構成成分のほとんどが液体である。このことが物質内の大きな内部自由度を生み、外部刺激の微細な変化に応答して的確に機能するスマートマテリアルとしての期待も大きい。本研究では、これらソフトマテリアルの自律性は液体の構造形成性にその根源があるとの視点から、液体としてイオン液体を選択し、自律性に及ぼす液体の構造形成性・階層性の影響を明らかにすることを目的とした。その結果、イオン液体を溶媒に用いた自律性を持つ新しいソフトマテリアルという新しい物質・材料系を提案することが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イオン液体を用いたソフトマテリアルの研究に関しては、世界的にみてもこのように系統的に研究を進めているグループは他に無い。従って本研究は、学術的には極めて独創的であると同時に世界的にもこの領域の研究を牽引するものである。本研究の遂行により、イオン液体を溶媒に用いたソフトマテリアルという新しい物質系の基礎が確立され応用の萌芽が生まれると期待され、その意義は極めて大きい。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A+
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A+: 当初目標を超える研究の進捗があり、期待以上の成果が見込まれる
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