研究課題/領域番号 |
15H05760
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90209700)
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研究分担者 |
松尾 豊 名古屋大学, 未来社会創造機構, 教授 (00334243)
大宮司 啓文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (10302754)
千足 昇平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50434022)
項 栄 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20740096)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
200,330千円 (直接経費: 154,100千円、間接経費: 46,230千円)
2019年度: 32,760千円 (直接経費: 25,200千円、間接経費: 7,560千円)
2018年度: 35,230千円 (直接経費: 27,100千円、間接経費: 8,130千円)
2017年度: 39,390千円 (直接経費: 30,300千円、間接経費: 9,090千円)
2016年度: 43,290千円 (直接経費: 33,300千円、間接経費: 9,990千円)
2015年度: 49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / ナノカーボン材料 / 太陽電池 / エネルギーデバイス / グラフェン |
研究成果の概要 |
単層カーボンナノチューブ(単層CNT)やフラーレン等ナノカーボン材料の合成技術および物理的・化学的な機能化技術を開発することにより,ナノカーボン材料応用の実用化に向け特に太陽電池等のエネルギーデバイスへの応用を目指し研究を行った.ナノカーボン材料の高度な構造制御合成技術開発に加え,合成後の単層CNTに対し他のナノ材料とヘテロ構造化させる新たな高機能化技術を実現し,ナノカーボン材料応用を大幅に加速させることに成功した.さらに,機能化した単層CNT,フラーレン誘導体を,ペロブスカイト型太陽電池等中心としたエネルギーデバイス応用展開し,変換効率の向上やフレキシブル化等を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
単層CNTやフラーレン等ナノカーボン材料は,実用化に向けた研究が行われてきたが,その応用には多くの課題がある.これに対し,本研究課題において新たに開発したナノ材料のヘテロ構造化による機能化技術は,例えば合成した単層CNTの外側や内側に別のナノ材料を直接ヘテロ合成し,その組み合わせや構造により物性を任意に制御することが可能になる.実際にペロブスカイト型太陽電池に対し,ナノカーボン材料を用いることで機能化の優位性も示すことができた.ヘテロ成長やヘテロ構造ナノ材料の物性は学術的に非常に興味が高い研究課題であり,同時にこれまでのナノテクノロジー応用における様々な課題の解決につながる大きな意義を持つ.
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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