研究課題/領域番号 |
15H05768
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高木 節雄 九州大学, 鉄鋼リサーチセンター, 学術研究員 (90150490)
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研究分担者 |
宗藤 伸治 九州大学, 工学研究院, 教授 (20380587)
土山 聡宏 九州大学, 工学研究院, 教授 (40315106)
中田 伸生 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (50380580)
赤間 大地 九州大学, 工学研究院, 特任助教 (80612118)
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研究期間 (年度) |
2015-05-29 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
158,080千円 (直接経費: 121,600千円、間接経費: 36,480千円)
2019年度: 16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 23,920千円 (直接経費: 18,400千円、間接経費: 5,520千円)
2015年度: 84,760千円 (直接経費: 65,200千円、間接経費: 19,560千円)
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キーワード | フェライト鋼 / 結晶粒径 / 結晶粒微細化強化 / 降伏応力 / Hall-Petchの関係 / 粒界偏析 / 合金元素 / 強化機構 / 降伏強度 / 臨界粒界応力 / 摩擦力 / 時効処理 / 侵入型元素 / 置換型元素 / 構造・機能材料 |
研究成果の概要 |
十分に焼鈍した多結晶鉄の降伏は粒界から転位が放出されることによって起こり、粒界転位の放出に必要なせん断応力τ*が高いほど結晶粒微細化強化係数は大きくなる。τ*は、純鉄では大変小さな値であるが、粒界に偏析した元素の種類と量によって大きく変化する。程度の差はあれ、C、N、Ni、Si、Mn、Alについてはτ*を大きくするが、Crはτ*にほとんど影響を及ぼさないことが本研究により明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鉄鋼は現代文明を支える基盤材料であり、省資源・省エネルギーの観点から更なる高強度化が求められている。ほとんどの実用鋼は多結晶体であり、結晶粒微細化強化は最重要の強化手段といっても過言ではないが、降伏挙動に及ぼす合金元素の影響については不明な点も多く残されている。本研究成果は、新たな材料や組織制御法を開発するうえで重要な設計指針を与えるものであり、学術面のみならず社会的にも高く評価される。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A+
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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