研究課題/領域番号 |
15H06017
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
目黒 志帆美 東北大学, 国際文化研究科, GSICSフェロー (60754744)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ハワイ / フラ / 歴史的記憶 / ハワイ史 / 観光 / 先住民文化 |
研究成果の概要 |
現代においてハワイの伝統舞踊フラは、ローカリズムとグローバリズムが絡み合う形で発展を遂げている。本課題は、フラの競技大会メリーモナーク・フェスティバルを考察の対象とし、フィールドワークと文献調査をつうじて、現代におけるフラがいかなる集団のいかなる記憶と衝動に支えられているのかを分析した。その結果、現代のハワイアンにとってのフラが、アメリカによるハワイ支配の歴史を拒みハワイアンのの自立性を主張する手段であるとともに、重要な観光資源であることがあらためて明らかになった。さらに、フラの商業観光化を促進させているのは、「フラの真正性」を追求する日本人フラ愛好者の存在であることが明らかになった。
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