研究課題/領域番号 |
15H06038
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
鳴海 かほり 東北大学, 大学病院, 助教 (40754130)
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研究協力者 |
佐藤 恵美子 東北大学, 薬学系研究科, 助教 (20466543)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | プロレニンレセプター / メサンギウム細胞 / インドキシル硫酸 / 慢性腎臓病 / 内科 / (プロ)レニンレセプター |
研究成果の概要 |
腎生検でIgA腎症と診断された患者において血清中プロレニン受容体[s(P)RR]と、腎組織のさまざまな指標や生化学データとの相関関係について解析した。血清s(P)RR値は糸球体メサンギウム増殖の程度や血清インドキシル硫酸(IS)と有意に相関した。そこでISは(P)RRを介しメサンギウム領域の増殖や線維化に関与すると仮定し基礎的検討を行った。使用したマウスメサンギウム細胞に(P)RRは発現。IS刺激で線維化因子の発現が増強したが(P)RR発現をノックダウンした細胞においてはその発現増強を認めなかった。さらにIS刺激後のTIMP1やMMP9の発現の増強がERK1/2経路を介することを確認した。
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