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学級集団内における生徒間の力関係の認識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15H06054
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関秋田大学

研究代表者

鈴木 翔  秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (40756855)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード中高生 / 同輩集団 / 生徒文化 / 学校適応
研究実績の概要

本研究の目的は、いじめが問題化される以前に生じる、生徒間の力関係の認識が、①どのようにして形成され、そして、②どのようにして学級集団内で共有されていくのかを明らかにすることである。今年度は、当初の研究計画どおり、インフォーマル・グループの形成と学校適応の関連を指摘しているアメリカ・日本の生徒文化研究の文献の収集・レビューを行った。収集した文献は、インフォーマル・グループの形成と学校適応によるものだけでなく、従来のいじめ研究と学校適応をめぐる生徒文化研究の接合点についても、収集・レビューを行った。その結果、それぞれの領域の知見は、一見ある程度、連続性と共通点を持っているように見えるものの、それぞれの領域の問題関心の違いから、断片的な知見を生み出しているという課題が導出された。この課題に関しては、今後、学会発表や論文等にまとめ、発表する予定である。また、今年度は、これらの文献レビューを参考にして、学校の生徒文化を視野に入れた生徒指導のあり方の有効性についての論文を執筆した。また、同様にこの文献レビューを参考にして、中学生における部活動への所属が他の学校生活とどのような関連性を持つのかについて論文を執筆した。さらに、1989年以降の日本の教育課程と生徒文化の関係性・関連性について、大学生向けのテキストの執筆を行った。来年度以降は、これらの研究成果をもとにして調査をすすめ、口頭発表、および各種学会紀要への論文執筆を行う予定である。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 中学生における所属する部活動と他の学校生活の関連性の検討:中学2年生を対象にした質問紙調査の分析から2016

    • 著者名/発表者名
      鈴木翔・歌川光一・金澤貴之
    • 雑誌名

      群馬大学教育実践研究

      巻: 33 ページ: 107-114

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 生徒指導における「段階的指導」の効果と課題:2高校の管理職教員へのインタビュー調査から2015

    • 著者名/発表者名
      井陽介・鈴木翔
    • 雑誌名

      秋田大学大学院工学資源学研究科研究報告

      巻: 36 ページ: 41-48

    • NAID

      120005678463

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] 教職をめざす大学生のための青少年文化概論(第4章 学習指導要領1989年改訂以降の教育課程と青少年の諸問題:新学力観・生きる力・活用能力の時代)2016

    • 著者名/発表者名
      歌川光一・野内友規編著(第4章は鈴木翔が担当)
    • 総ページ数
      162
    • 出版者
      三恵社
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-08-26   更新日: 2017-01-06  

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