研究課題/領域番号 |
15H06066
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
河田 英介 筑波大学, 人文社会系, 助教 (10756266)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 英語・英米圏文学 / アメリカ文学 / 修辞学 / 詩学 / 文芸思想 / ヘミングウェイ / ニュー・クリティシズム / 脱構築 / モダニズム / レトリック / 言語の可謬性 |
研究成果の概要 |
当研究は、米国作家アーネスト・ヘミングウェイの1920年代初期における六短編作品に対する精読と草稿調査を通して、これまで「氷山理論」に回収されてしまっていた、様々な動態を帯びる修辞技法の露れを捉え、そのありようを分節化するものである。 調査・解明の結果、作家が唱える「氷山理論」という書法は省略的書法を通じた隠蔽的修辞効果を目指すのみならず、転倒性、可謬性、撞着性、さらにアポリア等を創出する両義的修辞効果をも目指していることが判明した。
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