研究課題/領域番号 |
15H06109
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森田 健嗣 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教務補佐員 (20761422)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 台湾 / 先住民族 / 同化政策 / マイノリティ / 地域研究 |
研究成果の概要 |
本研究では戦後台湾 における脱日本化について論じた。韓国との比較を行いつつ、戦後台湾では脱植民地化が代行されたという視角から論を進めた。なかでも脱植民地化の有り様を説明する題材として相応しい学校教育の検討や、先行研究では触れられていない視点、すなわち脱植民地化が代行されたゆえに、植民地時期生まれの世代と戦後世代の間で記憶が継承されず断絶したという点から再考する。そして戦後台湾では「日本」はあまり批判すべき対象とならず、「他者化」して国民統合の機能を果たさなかったことを指摘した。
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