研究課題/領域番号 |
15H06111
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新居 洋子 東京大学, 東洋文化研究所, 特任助教 (10757280)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 在華イエズス会士 / 満洲旗人天主教徒 / 四訳館考 / 大清一統志 / 華夷訳語 / 康熙帝遺詔 / 東西思想交渉 / 東西交渉史 / 満洲人天主教徒 / 清朝 / 満洲旗人 / ヨーロッパ漢学 / 満洲語 / 旗人 / 清朝宮廷 / 18世紀 |
研究成果の概要 |
本研究では、フランス、台湾、そして中国大陸の各機関における史料調査を通して、おもに次の2点を明らかにした。(1)18世紀、とくに禁教体制確立以降における、天主教を信仰する満洲旗人と在華イエズス会士との日常的交際の実態、ならびにこうした交際が在華イエズス会士による中国思想の翻訳全体に影響を与えた可能性が高いことを明らかにした。(2)18世紀後半の在華イエズス会士がはじめてヨーロッパへ『四訳館考』、『大清一統志』、『華夷訳語』の内容をもたらし、清朝による帝国統治および国際関係をめぐる理解に、大きな影響を及ぼしたことを明らかにした。
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