研究課題/領域番号 |
15H06150
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 講師 (60431342)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 海洋生態 / 海洋生物資源 / 水産学 / 繁殖生態 / イカ / 海洋資源 / 生物資源 |
研究成果の概要 |
海洋環境は生物の成熟サイズや生殖腺重量などの生活史パラメターに質的に影響することによって、個体群動態という量的変動につながる可能性が考えられる。そこで沿岸性水産重要種であり、雄に大型ペア雄・小型スニーカー雄という二型が見られるヤリイカを用いて、海洋環境変動が繁殖特性にどのように影響しているかを検討した。その結果、雄の成熟サイズや二型の割合は年や季節により大きく変動した一方、雌の成熟サイズはほぼ一定であった。しかし雌の生殖腺重量は変動したことから、海洋環境変動は産卵数を通じて個体群動態に影響する可能性が考えられた。
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